2012/03/08

不真面目をつくりだす真面目さ



きちんと不真面目になるのって、意外と難しい。
放っておくと、僕なんかすぐ真面目になりすぎてしまう。

いやいや、お前がマジメってふざけてるのか、
と周りからはツッコミを入れられそうなので小声で言うけれど、
僕はいたってマジメなつもりなんだ。


真面目と不真面目。
学校で言うなら、ガリ勉くんと不良くんみたいなもの。

思うに、ただの悪ガキじゃなくて、
かっこいい「不良くん」として筋を貫き通すのって、
けっこう大変なことだ。

だって、ガリ勉くんは誰からも咎められないけれど、
不良くんは、ちょっとボロを出せばすぐに突っ込まれる。
学校の先生からも、親からも、勉強しなさい、なんてね。

不真面目を貫き通すためには
それなりの覚悟がいるし、注意や気配りも欠かせない。

でも、そういう奴がいるからこそ、
学校生活っておもしろかったりするんだとおもう。
全員が全員、真面目なヤツばかりで問題が起こらなければ、
ぜんっぜんおもしろくないんじゃないかな。

だから、僕が学校の校長先生だったら、
ガリ勉くんだけがほめられるのではなくて、
真面目な不良くんも、他のやつといっしょになって
遊んだり騒いだりできるような場所にしたい。

真面目と不真面目が同居する空間の方が
楽しいし、コミュニティとしても健全な気がする。

とはいえ。

問題児の不良くんを学校の中に留めておくためには、
そうとうな度量やコミュニケーション力が必要になる。

ふだんの学校運営にミスがないのはもちろんのこと、
生徒同士のケンカだってひとつの「学び」なんだと
怒鳴りこんでくる親に立ち向かえるくらいの力がないと、
すぐ不良くんを排除する方向に向かってしまう。

その方が楽だし簡単だけれど、
そんな学校に、僕は通いたいとは思わない。
あるいは、そんな地域に、社会に、国に
住んだり生まれたりしたいと、僕は思わない。

だから。

不真面目をつくりだす真面目さを、大切にしたい。
マジメと不マジメのバランスに、センシティブでいたい。


このバランスが、むずかしいんだ。 ・・・要反省です!