忘れることのできないそんな言葉を
君が聞かせてくれたのは、もう1年以上前のこと。
それはとってつけたような座右の銘ではなく、
ホンモノの人間が内に秘める信念として、僕に響いた。
「生きる希望2%」から立ち上がって、
「日本一追い上げる受験生になる」の宣言通り
たった4ヶ月間の受験生活をフルスピードで駆け抜けた君は、
きっと、大学でも誰よりも速く走ることだろう。
そうした僕の勝手な期待に違わぬスピードで
大学に入学してわずか1年で、アフリカ・ルワンダへと飛ぶ。
世界の貧困問題解決という夢に、一歩近づくために。
速すぎてつまずくこともあるだろうけれど、
おもいきり転んで初めて気がつくものもある。
既に地獄を見てきた君だからこそ、
起き上がれなくなるなんてことはないはず。
だから、僕も恐れることな言える。
とにかく、そのスピードで突っ走り続けたらいい。
僕が教えられることなんてもう何もないけれど、
転んだときは、また、ゆっくり飲み語ろうぜ。
そんなことを思わせてくれた元塾生との
春の香りがする、よく晴れた日の昼下がり。
彼の21歳を祝して飲んだビールは、最高に美味かった。
話した内容は遠からずここに載るので、お楽しみに。
<2010年10月の学習プロフィール「将来の夢」より>
- アフリカ大陸が現在の中国やインドの様に
経済発展していくという一部の学者の見通しをきちんと実現し、
アフリカ版ハローワークを設置する等の工夫で
経済発展で増加する労働を貧困者に分配することで
貧困問題解決を目指す - 北半球の大国中心の世界情勢と南北問題解決の為
EU程まではいかなくとも
アフリカ大陸・オセアニア地方・南アメリカ大陸が連携して
南半球としての共同声明を発表することを可能にする - アジアの貧困問題解決