2012/03/29

「大学生」という保証書



今日の大隈講堂の前は、新入生歓迎というか
人材の奪いあい合戦みたいになっていて、
僕も何年も前におなじことをやっていたのを思い出した。
サークルを引退しても時々顔を出したりしてね。

新歓って、勧誘攻勢にあう売り手市場だから
「新入生」は自分をなんとなく「高い」と勘違いしてしまう。
ただ、新歓市場が開かれるのはわずか数日間で、
歓迎イベントを含めてもせいぜい四月いっぱいのもの。

だから、自分が興味を持ったサークル以外には
目もくれずに断るお高くとまった感じの学生を見ると
別にいいんだけれど、もったいないなぁ、と思う。
だって、せっかく自分の見ず知らずの世界を
ほんのすこしの勇気で垣間見れるチャンスなわけでさ。

市場が開かれているということは
その市場に自分を投げ込み、
そこでやりとするコストが低いということ。
そんな時に必要なのは、
「いいな」と感じた場に飛び込む勇気。

もうすこし視点をひろくとれば、
新歓に限らず、大学という数年間はそもそも、
そうした市場期間と見ることができるかもしれない。

「大学生」という保証書をつけられることで、
その保証期間が効くうちは、
自由に自分をいろんな場所に飛び込ませることができる。
旅したり、学んだり、イベントをしたり、バイトやインターンをしてみたり。

そこでたとえ失敗したって、経歴に傷がつくわけでも、
経済的に大きな損失を被るわけでもない。
そのコストは、たぶん大学生以外のどの期間よりも、低い。

それを活用する「戦略的休学」が
最近は流行っているらしいけど、
実際、今期で引退する三年生スタッフには
そんな人が多い気がする。

「サークルは10個入った方がいいよ」
と僕は新歓期のたびに言ってきたけれど
それを大学生活に置き換えたら
「10個はあたらしい場所に飛び込んだらいいよ」
と言い換えられるのかもしれないね。

写真の二宮@MYNXは、素晴らしい飛び込みをしてるはず。
卒パの前編は上がり、後編もぼちぼり上がりますよー。