2012/04/21

写真は、思い返すためでなく。


とても個人的なことなのだけれど、
昨夜、僕が中学生の頃に
妹が母親にせがんで飼いはじめた
「カイ」というプレーリードッグが、
もう二度と目を覚まさなくなったと
連絡をもらった。
ゲージから出すとすぐに
トイレの壁の隅に穴を掘ろうとする
たいへんな習性のヤツだったけど、
学校から帰ってドアを開けると
「クー」という鳴き声で迎え入れてくれる
めちゃめちゃかわいいヤツだった。
「ベストショット、持ってたよね」
と妹に言われて、
ケータイやパソコンを探してみたけれど、
数千枚ある写真のなかに
あいつの姿は一枚もなかった。

思い出たちを掘りかえしながら
これらの写真を撮った場面を
一枚一枚ていねいに思い返す日は
きっとこないのだろうなぁと思った。
記憶力のない僕は
その時々の瞬間を収めようと
写真を撮るようにつとめてきたけれど、
こんな機会がないとそれを思い出しもしない。
時はただ過ぎ去るのみで、
それを二度と味わい返すことはできない。
なんてのはありふれすぎた警句だけれど、
たしかに、日常のひとつひとつの出来事に
また別のところから光があたった気がした。

これから京都への社員旅行。
運転手の池永に、スタッフの砂川を加えた5人。
2年ほど前に井上さんの母校への講演会に
岡山まで行ったのが、ほんとうに懐かしいね。
あの時も、とんでもなく楽しい旅だった。
さて、今回は、どんな旅になるのでしょうか。

◎旅行中は更新できなさそうなので
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