2012/05/30

スケーラビリティから離れて


本日は体調不良でお休みとなった西山に代わり、
大活躍してくれる予定の理系スタッフ、ハタミヤ。
(写真は先週水曜日のものです)
けっして大勢のスタッフがいるわけではないので
スタッフ同士のチームワークでなんとか成り立ってる。
ありがたいことです。

「大人」の方々に道伴舎の指導について説明すると、
それはおもしろい教育ですね、という感想とともに
「人」に依存したビジネスですね、
といったふうに言われることがある。
それは「急激な拡大が難しい」ということであり、
ビジネス用語では「スケーラビリティがない」といって
ネガティブな文脈で使われることの多い言葉だ。

GoogleをはじめとするIT企業の急激な成長は
「スケーラビリティの向上」によって可能になった。
Twitterしかり、Facebookしかり、
これまでありえなかった爆発的な拡大は
ひとえに技術の進歩がもたらした。

一方、道伴舎が活かしている技術の進歩は
インターネットという「時間と空間を縮める」技術が主で、
実際そこで行なっているのはとてもシンプルなこと。
二人で語り合い、何をすべきか考え、励まして送り出す。
そこにあるのはITの世界とは似ても似つかない
原初的なコミュニケーションの形態だ。
スタッフのチームワークも、そうやって生まれている。

僕はインターネットの申し子たる自負はあるし、
この時代ならではの教育にワクワクするから
オープンエデュケーションに期待してもいる。
日本でも最近話題のmanaveeのようなサービスも、
もっともっと盛り上がっていったらいいと思う。
でも、僕らの指導はそういったものとは違う。
親子の絆にスケーラビリティがないように、
あるいは愛や友情に急激な拡大がないように、
人と人との対話を重ねることによって
はじめて生まれるものを大切にしていきたい。

◎本日水曜日は男塾Day。ようやく明日、
   教育実習に行っていた井出が帰ってきます→用務員室