2012/08/19

シンガポールに踏み入る。


ここ、シンガポールは、1965年に
マレーシアから独立したばかりの新興国家だが、
東京都と同じ広さの国土に470万人が暮らし、
その人口密度はモナコについで世界第二位。
そこに中華系、マレー系、インド系の国民が
それぞれのコミュニティをつくって生活している。

経済規模は埼玉県と同じくらいにもかかわらず、
なんと6世帯に1世帯は億万長者であり、
少し前に一人当たりGDPでは日本を抜いている。
通りには高級車がひっきりなしに走っているし、
そこらじゅうに建築中の高層ビルや施設があり
街はリッチでバブリーな雰囲気にあふれている。
その一方で、すこし奥まったっ通りに足を踏みこむと
インドをはじめ近隣諸国から出稼ぎにきた労働者を
よく見かけることからも、格差はとても大きい。

人種、宗教、言語、経済・・・。
混ざり合いにくいそれらが共存できているのは、
初代首相リークアンユーの独裁政治の功績とされる。
そして、成長は今も目覚ましいスピードで続いている。

実際、この地に足を踏み入れてから2日だけれど
日本の経済的な豊かさというものは
遅かれ早かれ追い抜かれていくのだなと強く感じる。
それはシンガポールに限ったことではなく。

でも、それは必ずしも悪いことばかりではない。
得るものがあれば、失うものはいつだってあるのだ。
逆に言えば、失うものがあれば、得るものも必ずある。
だから、それを受け入れたうえで、
僕らはどう生きていきたいのかを
もっと一人ひとりが真剣に考えればいのだと思う。

そして、それを考えるために僕らはこの地に来ている。


◎ベトナムで見つけた「足バトミントン」に
 シンガポール到着早々に興じる道伴舎一行。
◎夜は果物の王様「ドリアン」を食らう。
 ものすごい匂いと濃厚すぎる味と量のため
 食べきれず残した僕らをシンガポール人が
 「本気か?」といった目で見ていた。