2012/10/02

引っ越しました。


20年前に暮らしていた街に移り住みました。
「ずいぶん変わったなぁ」と言いたいのだけれど、
どちらかといえば変わらないことに驚くことが多い。

ちいさな子どもがたくさんいて、
僕もあんなんだったんだなー、とかね。
街並みもたいして変わらないし、
昔よく行っていた場所は今も変わらず残っている。

僕は2歳まで東京で暮らしていて、
それからここ横浜の山奥で暮らすようになって、
そのあと中2で群馬に引っ越して、
そして19歳で東京に出ていった。
その中で「ふるさと」といえば、やっぱりここだ。
東京とほぼ並んだ時点でここに越してきたから、
僕の人生でいちばん長く住む場所になりそうだ。

なんでここに住みはじめたのという質問には
いろんな答え方ができるのだけれど、
「定住する場所を持ちたかった」
というのが一番しっくりくるように思う。

ノマド(遊牧民)という言葉があるけれど、
その言葉を流行らせた張本人の哲学者は
ほとんどパリから出ることのない「定住民」だった。
彼は「ノマドは動かないのだ」とまで言い切った。

インターネット時代だからこそ、
僕らの生活は否が応でも遊牧民的になっていく。
決まりきった場所で仕事をしない、ということは
しかし、必ずしもノマド的であるわけではない。
むしろ、先の哲学者の価値観からすれば、
そのような時代や社会の流れとは
真っ向から対立するというか、逃げる者こそが、
彼の言わんとしていた「ノマド」なのだと思う。
そして、僕はその哲学に共鳴するところが多い。

身体の自由と、精神の自由は、時に相反する。
僕はどちらかといえば精神の自由がほしいから、
そのためにも物理的な居住地は落ち着きたかった。
他にも理由はいろいろあるのだけれど、
それについてはまたその時に話すとして・・・。
とにもかくにも、引っ越しました。
というわけで、あらためてよろしくね。
東京からはやや離れているけれど、
来たい人はどうぞ、みんな、遊びに来てください。

◎この人、やばいでしょう・・・。
 ちなみに、手にしているのはベトナム産シナモンです。