今週、思いついてオフィスの模様替えをしました。
試行錯誤の末、
ふたつのテーブルをつなげて、ひとつの長テーブルへ。
全員が同じ机に座っているというのは
一体感を醸しだすのか、スタッフにも好評でした。
塾生から見える指導室の風景も
すこし変わったんじゃないかな。
これ、4月からやっておけばよかったね。
このテーブルで思い出すのは3年前、
「エチカの鏡」に出た頃の指導室。
今の隣の部屋で、
これと同じような長テーブルを作って指導していた。
急激に増える塾生にスペースが追いつかず、
ぎゅうぎゅう詰めの指導室で、
机の足りなくなったスタッフが床にパソコンを置いて
指導していた光景が忘れられない。
「いってきます」「いってらっしゃい」が
三十分おきに慌ただしく繰り返され、
一人が一日に十人の指導をしていた。
僕を含めてスタッフ全員が若く、
無我夢中ながらも必死でやっていたから、
そんな状況でも指導はなんとか回っていた。
最近の道伴舎は、
あの頃のような無茶をしなくなりました。
それを成熟と言ってもいいのかもしれない。
変わっていないようで、
あの頃から一番変わりつつあるのは指導内容。
一人ひとりの試行錯誤と努力が積み重なり、
組織も、指導も、成熟を遂げようとしています。
まぁ、僕はいい年こいて相変わらず
この塾いちばんの子どもなんですけれど、ね。
◯塾生体験記「35歳からのチャレンジ」は、
「エチカの鏡」から二年半かけて受験をした
ある塾生の話。
卒塾する時に送ってくれた週報告は、
僕の中でも忘れることができない一通です。
「尊敬する井上先生を喜ばせたい。
その一心で勉強してきた。ただ結果は、
この文面でも分かっていただけると思います。
しかし先生、
これまで本当に、ありがとうございました。」
◯今回の#ff4500は「故郷に誇りを」。
地方から出てきた人(僕も含めて)は
感じ入るものがあるかもしれません。